今回は 5 組のファミリー ( 0 歳~ 5 歳の子ども 7 人、大人 7 人 ) が集まりました!
≪活動内容≫
09:30-10:00 場慣れウォームアップ
今回は、皆が到着する前に、子どもたちに大人気の滑り台やミニトランポリンを使ったコースをセット。
いろんな足の感触を体験できる飛び石やトンネルに平均台を通り、ハードルをくぐり(飛び)、底に半円のついた不安定なボードでバランスをとって、トランポリンでジャンプ。最後に滑り台を滑ってゴールの流れでした。
到着するやいなや、コースをぐるぐる回りはじめる子どもたち。
中には自主的にマット運動を始める子も。3歳の女の子は、前転練習も上手にできていました👏
身体もしっかり動かして、楽しく場慣れができたところで、プログラムへ。
10:00-10:30 ( 20 分程度 ) 親子プログラム
あそびサポーター :友里
▼はじめは歌でスタート
「はじまるよ」の歌に合にあわせて、みんなで歌って手遊び。子どもたち以外にも、日本語を母語としないお父さんたちも歌詞を覚えて一緒に歌い、皆で日本語を使ってみよう!という雰囲気になっていました。( お父さんたちの努力にも👏 )
今日は手遊び歌でもなく、身体あそびでもなく、初めての試みで「絵本の読み聞かせ」に挑戦!
▼絵本の読み聞かせ
日本語の絵本を中心にいろんな作品を持っていきました。絵本をたくさん入れた鞄を持って「これから絵本を読みますよ~」と声をかけると、「絵本!?絵本読みたい!」と言ってくれた子も。
あそびサポーターが絵本を取り出す前に、鞄をのぞき込んで絵本を選ぶ子どもたち。その中で、みんなと一緒に読んだのは下の3冊でした。
「いいなあ」奥田美紀/作、 喜多村武/絵
「Boribon autózik (ボリボン車に乗る)」 マレーク・ベロニカ/作・絵
「ノンタンぶらんこのせて」キヨノサチコ/作・絵
「いいなあ」は動物たちがいっぱい出てきます。知っている動物がいると日本語で名前を言ってくれる子もいました。
いいなあという気持ちを抱くと同時に、その相手の良い所を見つけて「素敵!」と伝えていく物語。温かい気持ちになれる一冊です。
「Boribon autózik」は日本でも人気なハンガリー人絵本作家さんの作品です。「ラチとらいおん」という本を読んだことがある保護者さんもいらっしゃるかと思います。
「Boribon autózik」はハンガリー語の絵本ですが、今回は日本語バージョンにして読んでみました。
ボリボンがリンゴを採ってくるお使いに出かけます。ですが、その道中でいろんなハプニングが!
助けてくれたお友達にボリボンは採ってきたリンゴを一つずつあげてしまいます。数字を意識し始めている子どもたちが多かったので、リンゴの数を数えながら読んでいきました。
すると、かごからどんどんリンゴが無くなっていくので、子どもたちは「この状況はまずいぞ」と先が気になる様子。他の遊びに関心が向いていた子も、ハプニングが起こる度に戻ってきてお話を聞いていました。
一番人気だったのは、「ノンタン」。保護者世代にもなじみのある猫のキャラクターが登場します。
ブランコを独り占めするノンタンに、「それは良くないよ」とでも言わんばかりに困った顔をしている子どもたちはとても可愛かったです。
みんなで仲良くブランコを使うために、ノンタンたちは 10 数えて交代するというルールを作ります。ですが、10まで数えられないノンタン。そんなノンタンをサポートするため、皆で一緒に声に出して10まで数えることに。
上手に復唱できている子、数を真剣に聞いている子、物語にとても集中できていたように思います。この絵本はほぼ全員が最初から最後までお話しを聞けました💮
5歳の子には、2 ~ 3 歳向けの絵本は少し物足りないので、別途で絵本を用意。
「パンダ銭湯」 tupera tupera/作
をお母さんに個別で読んでもらうことに。パンダの秘密がわかる㊙な絵本です。思わぬ展開に、5歳の男の子も保護者さんも驚いたよう。笑 親子で楽しめる一冊です♪
これで終わりにする予定だったのですが、子どもたちはいつもプログラムの最初に歌っている「どんないろがすき?」の絵本を見つけて、「これも~!!」と持ってきました。
2歳の男の子たち3人は、よっぽどこの絵本が好きなのか、真剣に正座でお話を聞いていました。笑
メロディーにのせて絵本を読むと、そのリズムに合わせてスイングしてくれる子も。その姿に遊びサポーターはとっても癒されました。
10:25 ~
子どもたち:自由遊び
保護者:「座談会をするには」のテーマで少しお話ししました
👇自由遊び時間は、親子で絵本を読んだり、弟に絵本を読んであげている子もいました。
大人の座談会は、子どもたちの様子を見ながら行うので、どうしても途中で中断したり、誰かが輪に入れていなかったり。
いろんな情報を保護者間で共有したり、話をしたい気持ちはいっぱいなので、今回は「どうすれば座談会ができるか」を少し話しました。
大人がゆっくり話せる場を設けたいと考えてはいるのですが、会場はどうするのがいいのか、子どもたちはその間どうなるのか、など課題はまだまだあります。
アイデアがあれば、遠慮なくどんどん提供してくださると嬉しいです!
10:50 片付け
11:00 解散
≪次回の予定≫
7 月 8 日 (土) 09:30-11:00
あそびサポーター:友里
今後の予定については、お知らせのページをご覧ください。
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